お仏壇・仏具のかしこい選び方

主材の工法

主材がどのような工法で作られているかによって、お仏壇の品質、値段は大きく変わります。もちろん、高級なものほど、長く使えます。

通常、主材は芯材に天然の原木を練りつけます。この練り方の工法に、「前練り」、「二法練り」、「三方練り」、「四方練り」があります。後者であるほど高級です。紙のように薄くスライスした板を貼った「突板貼り」をしたものは、一番安くなります。さらには、木目模様の紙を印刷した「転写印刷」のもの、木目を印刷した塩ビシートを貼り付けた「プリント加工」のものもあります。「~調」というのはこれです。もちろん、これは最も安いもので、長年使っていると剥がれてきます。

また、芯材にもさまざまな素材の違いがあります。「総無垢」にして練りつけをしないものは最も高級ですが、素材の割れや狂いを生じやすいという欠点もあります。逆に、原木を使わず、細かな木片を寄せ集めて造る「集成材」は安く、紙などを圧縮して固めた「圧縮ボード」と使ったものはさらに安いものです。これらの合成材は湿気や衝突に弱いのです。また、接着剤にホルムアルデヒドなどの有害物質を使っていないか注意する必要があります。